1 翻訳とは

翻訳の定義としては、一般に、ある言語で記された文章を、文法に従って、他の言語に変換する一連の作業とされています。そして上記ルールに従って通常する翻訳が直訳とされます。しかしその直訳では、種々の要因から、うまく翻訳できない場合が生じることがあります。そこに翻訳者の存在理由があると考えられます。原文の意図をできる限り壊さないこと。そして翻訳された文章が読者に理解可能なものであることこそが真の意味での翻訳と考えられますが、残念ながら出版されたものの多くには、翻訳の意味が真に理解されていないものが見受けられます。真の翻訳には人間の旺盛な知力が要求されます。

2 機械翻訳について

機械翻訳、いわゆるコンピューター翻訳は翻訳速度も速く、一見翻訳者に代替するのではと思われていますが、当社は以下の理由から機械翻訳は部分的には可能であっても、全面代替は不可能と考えております。もちろん将来のことはわかりませんが。しかし言語は人間が長い年月をかけて獲得した他の動物(機械を含む)にはない貴重なツールであること。それゆえ言語の派生カテゴリーとしての翻訳も人間が人間であることの証であり機械にはできない部分があると考えられるからです。翻訳者Morry  Sofer も機械翻訳を以下のように結論づけ従来の人が行う翻訳作業を意味あるものとしています。


As long as people have to make  value judgements about the meaning and intent of a text ,  one will continue to need human translator,,,,,

文章の意味や意図について、その選択にせまられる限り、読者は翻訳家への需要を続けることでしょう。

3  受験英語(特に難関大学の長文解釈)が解けない理由

残念ながら、日本の英語教育は、その方法論において、長年間違いをおかしてきたと言わざるを得ません。英語参考書を読んでみると、依然5文型形解釈で済ましています。受験生にとってみると、長文に出くわすと、この方法では解けないから英語を読むことは苦痛のほかに変わりありません。日本語同様、英語にも、まず文章構造(sentence structure)があり、旧来の5文型形解釈方法では、ほとんど太刀打ちできないと思われます。

  解釈に困難を生じ理由は大きく2つあると思われます。①文章の構造がつかめない、②英語語彙の不足(特にphrasal verbが理解できない)であります。

英語はたやすいものでないことを受験生は認識すべきでしょう。

4 英語の発音と聞き取りについて


英語音声単位は日本語よりはるかに多く、それは既に日本語のみを身に付けた日本人にとって、英語を発声すること、それを聞きとることはかなりの困難が伴います。というのも英語の持つ一部の音声は日本語発音には存在しないからです。これからのグローバル化社会を日本人が生き抜くためには、まずローマ字英語を脱却して、アルファベット英語を身に付ける必要あると思われます。ローマ字英語から脱却するためにはまず発音の構造を理解することが重要とおもわれます。